違いが分かれば納得!介護スクールの正しい選び方

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ここに注目!介護スクールの選び方

全国にかなりの数の介護資格スクールが開校しています。

最終的にとれる資格は同じですが、授業料や授業の質、フォロー体制がスクールによって全然違います。知識や技術を確実に自分のものにするには自分にあった学校を選ぶことが重要です。

選ぶときに注目するポイントを紹介します。

どんなコースがあるのかに注目

介護資格は、必要な授業の時間数が決まっています。例えば、初任者研修なら計130時間分の講義を受ける必要があります。

一日あたりに何時間授業をするかは、スクール内のコースによって違います。
それ次第で資格取得にかかる期間が決まります。

あるスクールの一例を紹介します(介護職員初任者研修の場合)

とにかく早く取りたい短期コース(約1ヶ月)

平日の日中にびっちり授業をして、短期間で取るコースであれば約1ヶ月で資格をとることができます(初任者研修の場合)。

仕事をしているから土日コース(4~6ヶ月)

仕事をしていて平日に休めない人には、土曜日や日曜日にまとめて授業を受ける土日コースがおすすめです。約4~6ヶ月で資格をとることができます(初任者研修の場合)。

夜しか通えないなら夜間コース(4~6ヶ月)

平日も土日も日中は時間が無い人には夜間コースがおすすめです。ただし、希望者が少ないため設置しているスクールは少ないです。大手でも年に数回しか開催されません。

自分が通うのにベストな時間帯や資格取得期間によって、コースを選びましょう。ただし、規模の小さなスクールでは、短期コース(平日の日中のみ)しか無いところもあります。

通学制の他に通信制もあるかチェック

介護資格講座には、すべての授業をスクールで学ぶ通学制と一部の授業(40時間)を自宅で行う通信制があります。

どちらもメリットデメリットがありますが、スクールによっては通学制しかないところもありますので確認しておきましょう

受講費用だけでなく内容に注目

どのスクールでもとれる資格は同じなのに、なぜか費用が全然違います。

それには、理由があります。

会場にかかる経費が違う

大手のスクールは自社ビルをもっているか、大きな会場を何日も貸しきります。
また頻繁に講座を開講するため駅周辺や交通機関の便利な会場を使います。そのため、会場費が高額になります。

それに対して規模の小さなスクールは、公民館や市民センター、公的な施設を一時的にかりて授業を行います。
そのため、会場にかかる費用は極力抑えることができます。

の会場費の差は受講費用に大きくかかわってきます。

受講料が高いスクールは、広い会場だったり通学に便利な会場であることが多いです。

受講料が少し高くても、学びやすい会場が使えるのは大きなメリットです。

受講料の安さできめるのではなく、会場にも注目しましょう。

振替え補講にかかる費用が違う

介護資格は、資格取得に必要な授業時間が決まっているため、休んでしまうと補講を受ける必要があります。

振り替え補講が無料の所もありますが、中には有料でしか受講できないスクールもあります。

また、大手であれば同時にいくつもコースが開講されているため、補講は別のクラスで受けることができます。しかし、小規模のスクールでは、そうも行きません。補講がなかなか受けられないこともあるので注意が必要です。

授業料が高くても振替え補講が無料であれば大きなメリットです。

再試験にかかる費用が違う

介護職員初任者研修には、最後に簡単な確認テストがあります。

ほとんど落ちることはありませんが、もし落ちてしまうと再試験が必要です。

スクールによっては、再試験が有料なところもありますが、多くのスクールでは無料で受けられます。事前にチェックしておいてください。

講師のレベル(人件費)が違う

各スクールの講師は、介護士や看護師の有資格者が行うことが多いですがその質はバラバラです。

大手であれば年中授業を行うため、講師を専門にしている人も多いです。場数を踏んでいるため教え方も上手でポイントをきちっと教えてくれます。

一方、規模の小さなスクールには、年に数回しか開講していないところもあります。そのようなスクールでは、現役の介護士や看護師に講師を頼むケースもあります。

現場の経験は豊富でも教え方がうまいとは限りません。せっかくなら、わかりやす授業がいいですよね。

大手と小規模のスクールでは、大手の講師の方が人件費もかかり、授業料が高くなる要因のひとつになっています。

授業料だけでなく講師の質にも注目しておきましょう

卒業後の就職サポートに注目

スクールによっては、卒業後の就職サポートをしています。

ただしその内容はピンきりです。

つきあいのある施設に紹介するだけの場合もあれば、希望を聞いて本格的に探してくれたり、面談や履歴書のサポートしてくれる場合もあります。

また、資料には過去の卒業後の進路がのっている場合もあり、参考になります。

その他の情報にも注目

スクールによっては、卒業後に無料で復習できるおさらいレッスンがあったり、気軽に相談できる窓口などが設置されています。

まとめ

今回紹介したように介護スクールは、どこも同じというわけではありません。

規模や運営会社によって受講料や講義の質が違うことを覚えておきましょう。また、資格をとっておわりではありません。アフターフォローが充実しいたり、就職先とのコネクションの強いスクールを選びましょう。

今回紹介した情報収集にはスクールごとに作っている資料(パンフレット)がおすすめです。一度に複数の公式サイトへ資料請求が可能なシカトルをおすすめします。

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