最近、コロナ陽性でも軽症だったはずの人が突然亡くなるケースが増えています。
その中で注目されているのが、本人も気づかないうちに肺炎が重症化する「幸せな低酸素症」または「サイレント低酸素症」です。
コロナ肺炎には、「重症化するまで息苦しくない」という特徴があります。そのため、軽症として油断しているうちに生命維持に必要な酸素を取り込めなくなってしまうのです。
その対策として、パルスオキシメータが大注目されています。最近芸能人がパルスオキシメータで異常を察知して、救急搬送して一命をとりとめたというニュースが流れました。
最近、テレビで証言してるタレントがいるけど、感染してほとんど症状が無く自宅にいて、血中酸素濃度を測ったら異常値を示し、かかりつけ医に連絡したら「すぐに救急車を呼べ」と言われ、緊急入院。そこから8日間も意識が無い状態。たまたまパルスオキシメーターを持ってたから命が助かったという例。
— TOHRU HIRANO (@TOHRU_HIRANO) January 27, 2021
そのため、各自治体でも陽性 + 軽症者にパルスオキシメーターを貸し出していますが、数は限られています。
そうなると、当然個人で買う人が増えてきますが、問題も起きています。
それは粗悪品の横行です。品質が悪くても品薄の今なら買う人はたくさんいます。その結果、医療認証がなく性能も怪しい中国製品であふれています
一時期パズっていたのが、リップクリームでも酸素飽和度がでる製品・・・
大手メーカー「パルスオキシメーターの個人購入は控えて!」 [256556981]https://t.co/V7GCj6pctC
101 名前:ニューノーマルの名無しさん[sage] 投稿日:2021/01/20(水) 19:59:05.63 ID:iakHHXyO0 [1/2] 中国製のパルオキはリップクリームの酸素濃度と脈拍が測れる pic.twitter.com/Vg5RoVEbbL
— 嫌儲ちゃった (@fMSkWqLDFLTHCsd) January 20, 2021
今の時代、医療用製品も中国で作るのは当たり前になっています。
大切なのは、中国で作られた中国製品ではなく、中国で作られた日本製品を探すことです。この2つは似ていますが、品質は全然違います。
日本で設計、企画された製品であれば、中国で作られていても厚生労働省の「管理医療機器 / 特定保守管理機器の認証」をとることはできます。厳しいテストと審査を受けているので安心して使えます。
そこで今回は、
- 管理医療機器 / 特定保守管理機器の認証を受けている
- 認証番号が公開されている&厚生労働省のリストで確認できる
- 販売会社がもともと医療機器を扱っているメーカー
- 性能が公開されている
- 医療関係者でなくても買える
- 通販サイトで購入できる
- 価格は1万円前後
という条件を満たした3製品を紹介します。購入の参考になれば幸いです。
もくじ
CONTECパルスオキシメーター CMS50D
一番購入しやすいのがこの製品です。Contec Medical SystemsのCMS50Dは管理医療機器 / 特定保守管理機器の認証を受けています。(医療機器認証番号:229ADBZX00099000)
厚生労働省の「認証品目リスト(令和2年11月認証分まで)」でも確認できました。
酸素飽和度・脈拍数の2つの指標を測定でき、画面下部に脈波が表示されます
【測定範囲】・SpO2/0〜100% ・脈拍数/30〜250 bpm
【精度】・SpO2/±2(数値):70〜100% ・脈拍数/±2bpmあるいは±2%
【表示】・数値表示/カラーOLEDディスプレイ ・パルス表示/脈拍に同期して点滅、3色LED
CONTEC Medical Systemsは中国の会社ですが、日本のスタープロダクト株式会社(医療機器の中堅メーカー)が、管理医療機器 / 特定保守管理機器の認証を取得して販売しているため、信頼性は高いです。
以下のリンクから、定期的な販売ページに移動できます。◯日の◯時から◯◯◯個といったように予告されていますので、その時間に素早く購入すれば必ず手に入ります。(できれば開始の1分以内に注文が終わるように準備しておいてください)
JUMPER JDP-500シリーズ (株式会社ちゃいなび)
株式会社ちゃいなびが販売するJUMPER JDP-500シリーズは、管理医療機器 / 特定保守管理機器の認証を受けています。(医療機器認証番号:228AFBZX00001000)
厚生労働省の「認証品目リスト(令和2年11月認証分まで)」という公文書でも、認証番号を確認できます。
酸素飽和度・脈拍数・灌流指標の3つの指標が測定できます。
パルスオキシメータによる酸素飽和度の正確性は、灌流(≒血流)に左右されます。もし灌流指標が高ければ信頼性の高い測定、低ければ不正確な値とみなせます。もし、灌流指標が低い場合は別の指を選択することで、精度の高い測定を行うことができます。
無操作10秒で電源OFFになるので、切り忘れによる電池切れの心配がありません。
【測定範囲】・SpO2:35% ~ 100% ・脈波数:25bpm ~ 250bpm
【精度】 ・SpO2:±2%(70~100%の範囲) ・脈拍数:±2bpm(25bpm~250bpm)
生産国は中国ですが、医療機器認証番号を取得していること、高度管理医療機器等販売業許可番号を取得している「株式会社ちゃいなび」が販売している製品であり信頼性は高いです。
富士コンテック パルスオキシメーター FC-P01/W
富士コンテック パルスオキシメーター FC-P01/Wは管理医療機器 / 特定保守管理医療機器の認証を受けています。(医療機器認証番号:230AKBZX00069000)
厚生労働省の「認証品目リスト(令和2年11月認証分まで)」でも確認できました。
酸素飽和度・脈拍数の2つの指標を測定でき、脈拍強度が表示されます。
【測定範囲】・0%~99% ・脈拍数/30〜250 bpm
【精度】 ・記載なし
今はまだ品薄の状態。品切れになる前に手に入れよう!
ここで紹介した3つの製品は、管理医療機器 / 特定保守管理機器の認証を取得していて、販売会社の身元もしっかりしています。
どの会社もパルスオキシメーター以外の医療製品も扱っていますので、信頼性は高いと感じました。
品薄が続いていますので、amazon、楽天、Yahooショッピングの3つで探してみてください。
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