ゴマメです。
ユニフレームの「ちびパン」は、鋳鉄製に比べて錆びにくいだけでなく、熱伝導性にもすぐれたスキレットです。そのため多くのキャンパーが愛用しています。
人気の秘密は「黒皮鉄板製」にありますが、最初のシーズニングをきちんとしないと本来の性能を発揮できません。
今回は、2つのちびパンのシーズニングを行いましたので、その手順を紹介します。
紹介した手順でシーズニングするだけで、錆びにくく使いやすい「ちびパン」に変身します。とっても簡単ですから、ぜひ実践してみてください。
ユニフレーム:ちびパンのシーズニング手順
黒皮鉄板製のちびパンは鋳鉄製に比べてさびにくく、お手入れが楽チンなのが特徴です。
とはいっても、ある程度はメンテナンスは必要です。特に使い始めのシーズニングはその後の性能を左右するためぜひ行いましょう。
今回は野菜くずを使って、シーズニングをする方法を紹介します。
シーズニングでクリアラッカーを取り除く
ちびパンの表面はとてもなめらかできれいです。輝いて見えます。
でもこれは、出荷~初使用までさびないように塗ってあるクリアラッカーです。
使う前にクリアラッカーを焼き切る必要があります。(シーズニング)
今回はちびパンの2個セットを買ったので、2個同時にシーズニングします。
せっかくなので、シリコンと皮製のハンドルカバーも使ってカバーの性能を比べてみます。
加熱には、ユニフレーム ツーバーナー US-1900を使います。
ちびパンを煙がでるまで加熱する
まずは、ちびパンを加熱していきます。数分立つとクリアラッカーから煙がでてきます。
煙が出なくなるまで加熱して、さらに数分間加熱します。(今回は3分くらいで煙がでて、合計15分くらい加熱しました。)
ちびパンをいったん冷却
火を止めて、ちびパンを少し冷やします。(このあと油や野菜を入れるので急激な温度変化をさせないためです。)
クリアラッカーが焼き切れたので、テカリが弱くなりました。
ちびパンに油を多めに入れて、野菜くずを炒める
ある程度冷めたら、油を多めに入れて野菜くずを炒めます。
火は弱火から中火の間くらいです。
ちびパンの側面も野菜を押しつけるようにして炒めます。
野菜が少し焦げる程度炒めたら、火を止めます。
冷ましたら、洗剤で洗う
十分に冷えたら野菜くずはすてて、ちびパンを洗います。
洗剤やたわしでゴシゴシ洗えるのは、黒皮鉄板製のちびパンならではです。
水分をとって、ちびパンにオリーブオイルを塗る
水分を拭き取り、少し加熱して水分を完全に飛ばします。
クリアラッカーが取れたので、表面のテカリがなくなって、変色している部分もあります。
しっかりシーズニングできている証拠です。
オリーブオイルを塗りこんで終わりです。そのまま、保管してキャンプに備えましょう!
簡単シーズニングで性能アップ!
いかがでしたでしょうか?意外と簡単だと感じたのではないでしょうか?
シーズニングをするだけで、性能が長持ちしますのでぜひやってみてください。
番外編:ちびパン用のハンドルカバーは革製がおすすめ
ちびパンの購入時に、ハンドルカバーも買いました。シリコンカバーと皮製のカバーです。
今回はガスでの加熱したため、どちらの性能が良いのか確認しました。
皮製の方が熱くならなかった
クリアラッカーを焼き切るために10分以上加熱した時点では、シリコンカバーの方は熱くて持てませんでした。
一方、革製のカバーの方は、ほとんど熱くありませんでした。
少し割高ですが、実用性を考えると革製の方がよさそうです。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。(ゴマメ)
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