ラカント(羅漢糖)は体に悪い?危険性と人工甘味料との違いを教えて!

カロリーゼロ、糖類ゼロなのにしっかり甘い「ラカントS」は、多くの人に愛用されている天然甘味料です。

使い方しだいで、糖質を抑えながら美味しい料理が作れます。

しかし中には、「ラカントは体に悪い」と思っている人も一定数いるようです。

実際には、人工甘味料より安全で料理に使いやすい甘味料です。もちろんダイエットにも安心して使えます。

今回は、多くの人にラカントの良さを知ってもらうために記事にしました。

目次

ラカント(羅漢糖)は体に悪い?危険性はあるの?

ラカントが体に悪いと思っている人の多くは、「人工甘味料=体に悪い」と感じているのではないでしょうか?

確かに、アステルパーム、スクラロースなどの人工的に作られた甘味料は体に悪いという話をよく聞きます。

代表例がゼロシュガーのコーラです。

普通のコーラと同じくらい甘いのにカロリーゼロ。夢のような飲料です。

でも、ゼロシュガーコーラは飲みすぎは良くないといわれています。

その理由は次の3点です。

  • 強烈に甘いものを摂取したのに血糖値が上がらないので脳が摂食命令を出す(食欲増進)
  • 強烈な甘みに舌が慣れてしまい、より甘いものを欲しがるようになる
  • アステルパームの代謝物のフェニルアラニンが気持ちを低下させる

血糖値とインスリンが変化しないため太る!?

普通であれば、糖分を摂取すると甘みを感じます。それに続いて血糖値の上昇、インスリンの分泌が起こります。

でも、人工甘味料のみを摂取した場合、甘みを感じても血糖値は上がらずインスリンも分泌されません。

これは体にとっては異常事態です。

強い甘みを感じたのに血糖値が上がらない→摂取している糖分が足りていないと判断→食欲が増進→食べすぎて太る

せっかくゼロカロリーコーラにしても、食欲が増進して太る原因となります。

強烈な甘味で味覚の鈍化が起こる

人工甘味料は強力な甘みをもっています。人工甘味料であるサッカリンは砂糖の200~700倍の甘さ、アステルパームは約200倍、スクラロースは600倍といわれています。

砂糖と比べてもかなり強い甘みとなるため、使っているうちに感覚が鈍くなり慣れてしまいます。そうなると、普通の砂糖を使った料理に対しても甘みが物足りなくなり、食べ過ぎや砂糖摂取過多の原因になります。

また、甘みだけでなく他の味覚も鈍くなるため、濃い味付けを好むようになり、塩分の取りすぎの原因になります。

代謝物がうつ病を引き起こす?!

うつ病の原因の一つにセロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質の減少があります。人工甘味料のアステルパームが吸収されて分解されてできるフェニルアラニンは、神経伝達物質の材料であるチロシンやトリプトファンをブロックしてしまいます。

セロトニンは幸せホルモンと呼ばれやる気にもつながる成分です。減少することで、うつ病ややる気の消失などを引き起こす可能性があります。

これ以外にもさまざまな説があり、人工甘味料の長期間の摂取は良くないとされています。

では、今回紹介するラカントSはどうでしょうか?

ラカントSは天然の甘味料で自然な甘さ

サラヤのラカントSは、ウリ科の植物である羅漢果のエキスとトウモロコシから取れるエリスリトールからできています。

どちらも、天然の成分です。なので人工甘味料ではなく天然甘味料(自然派甘味料)になります。

羅漢果のエキスは砂糖の300倍の甘さがありますが、甘くなりすぎないように配合の割合を調節しています。

配合の工夫によって、砂糖と同じ量のラカントSで砂糖と同じくらいの甘さになります。(人工甘味料のように少量で強烈な甘さはありません。)

ラカントSは料理に使いやすいように、砂糖と同じような甘み、後味にしてあります。

ラカントSはどうして血糖値が上がらない?

実はラカントは炭水化物の塊です。100g中99.8gが炭水化物(糖分)です。

でも、羅漢果エキスとエリスリトールは体に吸収されません。

なので、実際の熱量は 0 kcalとなります。

ラカントSと人工甘味料の違いと危険性

ラカントSは他の人工甘味料と同じようにカロリーがゼロで血糖値があがらずインスリンもでません。

そういった意味では、カロリーの無いものに単独で使うと人工甘味料と同じように食欲増進につながる可能性があります。

しかし、前述したようにラカントSは砂糖に近い甘さと後味のため料理に使いやすい甘味料です。

ラカント自体は血糖値を上げませんが、料理に使うことで他の食材による緩やかな血糖値上昇が期待できます。緩やかに血糖値が上がれば太りにくく、また食欲の増進につながることはありません。

繰り返しになりますが、ラカントSは人工甘味料と違い強烈な甘さはありません。

そのため、使い続けても味覚の鈍化が起こりにくいため、食べ過ぎや砂糖の摂取過多には繋がりません。

ラカントSは分解も代謝もされない

人工甘味料は、吸収されてさまざまな成分に分解されることで、熱量がゼロになります。その分解の過程でできた成分(人工甘味料のアステルパームが分解されてできるフェニルアラニンなど)が、うつ病などを引き起こす危険性が指摘されています。

一方、ラカントの成分である羅漢果エキスとエリスリトールは、体で吸収できないため、そのまま排出され、結果的に熱量がゼロとなります。

分解されたり、他の成分に変わることはないため、人工甘味料のような危険性はありません。

人工甘味料:人体で分解される過程で別の物質になる
ラカント: 体に吸収されない羅漢果のエキスとエリスリトールが主成分

ラカントSの安全な使い方

ラカントを単独で使う(カロリーゼロのコーヒーなどに砂糖として使う)よりは、料理の砂糖の代用として使う方がおすすめです。

(砂糖よりは血糖値の上昇が緩やかな)他の食材と一緒に使うことで、しっかり甘みを感じつつ緩やかな血糖値上昇が期待できます。血糖値が緩やかに上昇すればインスリンも出過ぎないため、太りにくくなります。

ラカントSは他の人工甘味料で指摘されているような危険性も少なく、砂糖と同じような感覚で料理に使える優れた天然甘味料です。

置いている店舗はあまり多くありませんが、通販でも買えますので是非チェックしてみてください。

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