介護職員初任者研修の終了テストについて
介護職員初任者研修は、合計130時間の受講が義務付けられていますが、その後に終了評価が行われます。
終了評価は落とすための試験ではなく、研修の内容をしっかり把握できたかという確認テストです。
内容は、都道府県やスクールによって違います。
例えば、ある県の要綱では、
指定研修事業者は別紙3に掲げる各科目の修了時の評価ポイントに沿って、受講生の知識・技術等の習得度を評価するほか、カリキュラムの時間数とは別に、1時間程度の筆記試験により修了評価を行うこと。
指定研修事業者は前項の修了評価において、おおむね7割以上の理解度を目安に修了の認定を行うものとし、当該基準に達しない受講生に対しては、必要に応じて補講等の措置を講じなければならない。
とあります。
確認テストの内容
終了テストは、この内容にそってスクールごとに独自で作られます。
概要としては
- 試験は1時間程度
- 32科目あり各1問以上でるので、問題数は32問以上
- ほとんどが選択式の問題で一部記述式
- 70点以上とれば合格
- 合格率は9割以上
- 不合格でも補講や再試験をうければ合格できる
といった感じです。
合格率は9割以上といわれていますので、落ちることはほとんどありません。
もし、落ちてしまっても、補講や追試を受けて合格すれば、初任者研修を修了することができます。
修了評価テストの対策は?
終了試験は、全130時間の研修内容から出されます。32科目から必ず1問づつは出るので、まんべんなく見直しておく必要があります。
特に講義で「ここは重要だよ」と言われた所やテキストの太字の部分を復習しておくと良いです。
また、レポートの課題と同じような問題がでることがあります。特に記述問題で出やすいので内容を頭の中で整理しておきましょう・
合格しやすいスクールはある?
介護資格スクールはたくさんありますが、スクールによってレベルが違います。
授業料の安さだけで決めてしまうと、後から苦労します。
わかりやすく教えてくれるスクールは、上級資格の合格率も高めです。
選ぶポイントしては
授業が丁寧なスクールを選ぶ
多くの介護スクールでは、実務者研修や介護福祉士の講座も行っています。
特に介護福祉士になるには、国家試験に合格しなければなりません。
介護福祉士の合格率が高いスクールは、必然的に他の講座のレベルも高いと言えます。
パンフレットなどを手にいれて、合格率をみてみましょう。
補講や追試が無料で受けられる
体調不良や用事などで、授業が受けられなかった場合、補講を受ける必要があります。
スクールによっては、振替補講の日程がなかなか組めなかったり、有料となる場合があります。
また、最後の確認テストで落ちてしまった場合の再試験が有料のスクールがあります。
安心して通うためにも、事前に調べておきましょう。
卒業後の就職の支援がしっかりしている
介護スクールの多くは、卒業後に就職の支援を行っています。
スクールによって、特養への紹介が多かったり、介護老人保健施設への紹介が多かったりと得意先が違います。
この辺の情報は、資料請求がおすすめです。パンフレットなどをみれば、卒業生の進路などがのっていますので、確認しておきましょう。
資料を手に入れるには、一度に資料請求ができて評判のよいシカトルなどが便利です。
丁寧に教えてくれるスクールに通って、一日も早く介護職員初任者研修を手に入れてください。
すでに働いている人、働きながら資格をとりたい人は、かいご畑などがおすすめです。
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